少しのはずが外はもう夜 [ツクールフェス作品プレイ記録]
(自主コン2021長編部門参加作品)
プレイ時間は23時間ほど、主人公の最終レベルは43でした!
カジノにやってきた若き冒険者の物語。
スロットとRPG、２つを思う存分楽しめる作品です!
スロットの掛け金は1コインから500コインまで。
上手くボーナスが続けばどんどん稼ぐこともできますが、
何度もハズレでコインがどんどん消えちゃうのもギャンブルらしさですね!
持ちコインが少ない時よりも余裕がある時の方がなんだか
当たりやすく感じるのも不思議です。
RPGの方もツクフェスでは難しい方に入ると思います。
特に三大宝石集めはカジノで交換した装備がないと厳しかったですね。
パーティーはカイン(剣士)、ドレイク(魔法使い)、マーガレット(神官)。
魔力最大のマイクロッドのコスパが非常に良かったので助かりました!
ちなみに宝石はそのまま渡すよりも普通に売った方が高いみたいですね。
☆５！
王子の代わりに頑張ろう [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は21時間ほど、主人公の最終レベルは40でした!
勇者として旅立つはずだった王子の代わりに冒険することになった執事の物語。
やりこみ要素のボリュームがスゴい長編ファンタジーRPGです!
魔王を城に呼んでくるのと王子様を強くするのが目的です!
モンスターを倒して経験の玉を集めることで王子様のレベルを上げるほか、
世界中に存在する特技の秘伝書を見つければ自由に覚えさせられるという仕様。
その特技の種類は軽く100を越えてしまっているのが驚きです!
女神のコインの配置も含めてツクり込みがスゴいとしか言いようがないですね!
「魔王を倒せというなら、ここに連れてこい」と言ってのける王子様は
ある意味かなりの大人物じゃないかって思いました!
主人公の仕事次第とはいえ、本当にやってきた魔王を倒しちゃったり。
城から動かず魔王を討伐した伝説の勇者として歴史に残りそうです。
相当頑張ったはずの執事にもちゃんとご褒美があるといいですね。
☆５！
闇越えて光あり [ツクールフェス作品プレイ記録]
(自主コン2021長編部門参加作品)
プレイ時間は15時間ほど、主人公の最終レベルは38でした!
千年前から受け継がれる王の器を持ち生まれ変わった少年の物語。
壮大なストーリーの長編ファンタジーRPGです!
基本的に一本通行で迷うことなく物語を進められます。
町並みがとっても素敵だったので僕はじっくり眺めてから進めました。
戦闘ではアイテムも多く獲得できるので小まめに回復しながら特技を活用。
ボス戦もある程度レベルが上がっていたので苦労はなかったですね。
仲間たちも本当に頼りになりました!
「王の器」の持つ重さがこの作品の核のように感じました。
記憶が何度となく新しい身体に受け継がれるっていうのは
そのぶん辛いことも積み重なっていってしまうんですよね。
二度と会えない人達のことを想像すると王の苦しみも分かる気がします。
そして王を苦しみから解放しようとした人達の気持ちも。
☆５！
兄と弟 [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は1時間ほどでした!
騎士の名家に育った、ある仲の悪かった兄弟の物語。
とても良質な正統派短編読み物作品です!
セーブ無しノンストップで物語を見守っていくので、
短い映画や演劇を観ているような感覚でとっても楽しかったです!
シナリオが本当に良く練られていて途中で引っ掛かることなく
エンディングを迎えることができましたね。
長男と次男の間に存在していた決定的で致命的ですらあった壁。
そのことを知ってしまった時のショックは計り知れないものがあったはずです。
現当主だったお父さんも、変わってしまった兄弟を近くでずっと見続ける痛みは
どんなに辛いことだったんだろうと思います。
二人の戦いの場面は熱くて、最後は心から「良かった!」と言える結末でした!
☆５！
自由を愛する旅人 [ツクールフェス作品プレイ記録]
(自主コン2021長編部門参加作品)
プレイ時間は6時間ほどでした!
トレジャーハンターと秘宝に宿る精霊の旅の物語。
コマンド式自作戦闘のファンタジーRPGです!
指定された十字キーとAボタンを制限時間内に入力して攻撃!
タイムカウントじゃなくて時計がバーを動いてるのがこだわってますね!
復活アイテムを使うのでなければ回復に専念しながらスペシャル技を
どんどん使っていけば十分に戦っていけました。
ボス戦の敵や技のグラフィックと演出もすごかったです!
妖精と呼ばれると怒る精霊さんがかわいかったです。
主人公は最初はお調子者な人かと思ったら全然そんなことなくて。
短い間でも精霊さんとの絆がしっかりとできあがっていました。
ストーリーも真っ向勝負の感じがあり、皇帝さんもその象徴に思えましたね。
サブクエでは作者さんの今までの作品キャラが登場して集大成感がありました!
☆５！
何も見えない闇の中で [ツクールフェス作品プレイ記録]
(自主コン2021短編部門参加作品)
プレイ時間は全てのEDを見て3時間ほどでした!
気が付くと何も見えず真っ暗な場所にいた高校生の物語。
暗闇を探りながら脱出を目指すダークホラー作品です!
主人公は壁づたいでしか移動できないので右手左手をうまく切り替えながら
進んでいくのがなかなか難しかったです!
マルチエンディングで僕が見たのは1、3、隠し、2、4(クリア)の順番でした。
一番たくさん見たのはもちろん１です。
地下６階で本当に長い間さまよっちゃいましたね。
結局掲示板のツクフェス攻略スレッドを見て何とかクリアできました!
このまま進んでいって大丈夫なんだろうかと怖々としながらの攻略でした。
ずっと気になっていたのは同行してくる少年の正体ですね。
ホラーものということで最後には感動か恐怖か、どちらが待っているのかと
ハラハラしながら進めていましたが、こうきましたか!
隠しエンディングは世界観が一気に変わって、それも楽しかったです。
☆５！
魔王は今日も元気です [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は10時間ほどでした!
力を取り戻し勇者にリベンジを果たすため旅する魔王一行の物語。
コミカル長編ファンタジーRPG、その後編です!
スタッフロールを見るための条件は各ダンジョンにある謎を解いて
アイテムを全て集めることですが、終盤には謎解きの答えを教えてもらえます。
どのダンジョンの謎もスゴく凝ってるし解説の丁寧さもスゴい!
ストーリー上で戦う4人の強キャラは進行上勝たなくても進めるようですが
倒して特技を会得すると厳しいボス戦がだいぶ楽になります。
パロディーネタもどんどん出てくるコミカルな中で、
自分の城に籠って人任せに好き勝手していた魔王と
周りの期待に応えるため頑張り続けていた勇者との対比が良かったです。
両者とも旅を通して心に大きな変化が起きたようですね。
魔王が勇者を拳と言葉で(図らずも)覚醒させるシーンは熱かったです!
☆５！
まだダメですって! [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は6時間ほどでした!
封印から解かれ、勇者にリベンジを果たすため動き出した魔王の物語。
魔王らしからぬ魔王のコミカル長編RPGの前編です!
魔物を倒すと経験値は入らずお金だけ手に入ります(いわくカツアゲ)。
ボス戦はアイテム購入した上でリトライが可能な仕様。
ダンジョン内には謎解きギミックがありますがエンカウントのONOFFを
切り換えられるので謎解きに集中できるのが嬉しいところです!
お猿さんを誘導していくギミックが難しかったので特にそう感じましたね。
自由奔放で落ち着きの無い魔王様と、ため息を吐きつつもカバーする仲間たち。
色んなパロディーを挟みながらの賑やかな掛け合いが楽しいです!
魔王なのに敬われてる感じが全く無いのが笑えちゃうところですね。
勇者に特攻する選択肢を選ぶとそれぞれゲームオーバーの場面が流れますが
1つ怖いのがあって、コミカルからの落差が怖さを際立ててました。
☆５！
勇者の死の真実は··· [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は全3EDを見て90分ほどでした!
魔王討伐記念の祝勝会後に殺された勇者ルミリオの謎に挑む賢者の物語。
ファンタジーの世界の短編ミステリー作品です!
城の中の人たちや物などを調べて情報を集めていけば謎が解けます!
犯人特定のための情報と真実解明のための情報があり
両方を全て集めればトゥルーエンディングが見られました!
集めた情報は記者のメモで確認できてヒントもあるので助かりますね。
探索の範囲は短編としてちょうどいい広さで良かったです!
情報を集めずに犯人を指定するとコミカルな感じで面白かったですが
真実は少しシリアスな雰囲気でした。
「勇者」っていうのはそれだけ大きな存在ということなんですね。
それにしても思い切った行動に出たなぁ。
ちょっとした愛憎劇?要素があるのもミステリーものらしい感じがしました!
☆５！
弟子たちは勇者へと [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は一通りのEDを見て15時間ほど、主人公の最終レベルは99でした!
魔王復活に向けて鍛えられた勇者の弟子ジーナの物語。
難易度、自由度高めの王道RPGです!
他の弟子たちはパーティーに入れたり外したりが可能ですが、
特にボスたちが強敵なので4人パーティーが安心できました!
魔王戦、ラスボス戦は人数やメンバーによって会話もそれぞれ
ちゃんと用意されているというものすごいツクりこみ!
主人公の最強武器が本当に最強なので全て見るのも手間じゃなかったです。
冒険の舞台は日本列島がモチーフになっていて商人のジパネさんの
場所ごとの挨拶が1つの楽しみでしたね!
語尾が「さー」のダンクに「だし」のルウナ、魔物の2匹、そしてジパネさん。
エンディングでの掛け合いもどれも良かったです!
弟子たち4人(3人+1匹)EDは最後に別れちゃうのがちょっと意外でしたが、
これもまたいつかきっと再会が待っているような気がしました。
☆５！
