バランス感覚は戦闘でも大事なり [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は90分ほどでした!
二人の女の子ツクラーによる戦闘バランス講座。
実践を交えながら戦闘における能力調整をレクチャーしてくれる作品です!
基本的に味方側の能力は一定で、敵側のHP、攻撃、防御、素早さを
色々変えながら戦闘の仕様について丁寧に説明してもらえます。
一つ一つの講座それぞれで、実際に戦闘して体感していく形なので、
とても分かりやすいんですよね。
あくまで作者さんの見解ということではありますが、
理想の能力バランスについても教えてくれるので、
初心者ツクラーさんには特に有益な内容です!
ツクフェスの戦闘における仕様は結構ややこしく、
解説の中にも随所にトゲが感じられたり。
さらなるパターンを解説する追加更新版が投稿されていないところを見ても、
戦闘バランスの難しさがよく分かる気がしますね。
難易度に関してはどの辺りに基準を置くかで評価にも大きく関わってくるので
戦闘中心の作品をツクる大変さを改めて感じました。
サブタイトルの「調整は１度で成らず」に
強く頷くツクラーさんもきっと多いでしょうね。
☆５！
使いこなせば、もっと楽しく [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は40分ほどでした!
全てのイベント作成の項目を作者さん独自の解釈で
説明したツクラー向け作品です!
簡単に全ての項目を解説してくれているんですが、
視覚的に見せてくれるところがポイントです。
どのコマンドを、どうすると、どうなるのか。
実際に試してみるのが一番なんですが、コマンドを選んで
テストプレイで確かめるとなるとちょっと手順が必要です。
それを分かりやすく作品の中で見せてもらえるので
特に初めたばかりのツクフェスツクラーさんには
すごく嬉しいんじゃないかと思います!
僕もなんとなくで理解している感じだったので
改めて目で見て確認できてよかったです。
エスケープが一度使用されると設定が解除されるという仕様については
もしかしたら知らないツクラーさんもいるんじゃないかなと思います。
エスケープ使おうとしたら反応がなかった場面が
作品をプレイしていて結構あった気がするんですよね。
この作品の解説を読んで原因が分かりました。
☆５！
「魔王? 供物にしてやるわ。」 [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は全３EDを見て45分ほど、主人公の最終レベルは58でした!
とある村に魔王軍が攻めてくると聞き、魔王を潰すつもりのシスターの物語。
マルチエンディングの短編RPGです!
説明文の通り、1つの村の中で話が進行します。
タイムカウントが始まり、まず5分後に四天王が
さらにその5分後に魔王と側近がやってくるという流れ。
エンディングの条件は、
1、四天王が来る前に井戸に隠れる。
2、魔王に捕まらないで5分間を逃げ切る。
3、魔王を倒す。
初見で魔王を倒すのは厳しいと思いますが周回プレイが可能なので、
それを利用すれば楽に魔王を倒せるようになっています!
僕はまれにドロップするという武器を手に入れられたので
さらに有利に戦えちゃいました。
力と魔法で全て解決しようとする攻撃的な主人公と
友達?の僧侶とのかけあいが楽しかったです。
村の中の配置物の多くにちょっとした会話が仕込まれているんですが、
完全に主人公が振り回してる感じですね。
でも、そんなアグレッシブな主人公ですがちゃんと神を敬って、
村のこともなんだかんだ大事に思ってるのが伝わってきた気がします。
それにしても攻めてきた魔王を返り討ちにするってスゴい!
☆５！
隣にいられるだけで [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は9時間ほどで、レプリカ作成数0も達成しました!
ある日、異世界に渡り、お姫様と共に戦うことになった女子高生の物語。
限られた数の装備品をやりくりして戦うRPGです!
8体のボスを、合わせて30ほどの使いきり装備で全て倒していきます!
後半4体は難易度が上がるので前半を少なめの消費で済ませられると楽ですね。
戦闘に負けても戦い方の方針を教えてくれたり
何度も作れるレプリカも使用可能になるので必要なのは決して諦めないこと!
ラスボスはまさに総力戦でした。
戦闘バランスが本当に良くできていて、これがツクール初作品とはビックリ!
恋愛タグが付いていて、女子高生、お姫様、精霊の
3人の間での恋心が描かれています。
生々しい描写が出てくることはなく、百合、という言葉でまとめるには
ためらわれる純粋で優しい主人公の心情に切なくなりました。
自分の気持ちを口に出さず、好きになった相手の告白を
明るく応援する姿が本当に健気なんですよね。
最後の展開はまさにひっくり返された感じでしたが、
暖かく広い気持ちで許すことができた主人公たちは本当に強かったです。
☆５！
伝説を継ぐ者 [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は4時間ほど、主人公の最終レベルは22でした!
竜王を倒し、光の玉を取り戻す旅に出た主人公の物語。
言わずと知れたドラゴンクエスト1のツクフェス版です!
僕は本家未プレイなんですが、マップや魔物、台詞など
本家をプレイした人なら懐かしくなるであろう再現率です。
主人公の名前が「もょもと」なのにニヤニヤする
シリーズファンも恐らく多いんでしょうね。
(僕はググってみて知りました。)
チート級の装備品を所持した状態でのスタートでしたが、
敢えて外して本家を遊ぶ感覚でプレイしてみました。
竜王はかなり弱めみたいです。
テレポートやエスケープが使えなかったので、
歩いている間に鍛えられたというのもあるかもですが。
再現版とは言え、初めてプレイしましたが、何度も詰みかけちゃいました。
カギ屋さんを見付けるまで特にさ迷いましたね。
マップから出ないように回り込むという考えに
本家の攻略サイトを見て、ようやく気付いたり。
当時のプレイヤーたちも悩んだりしたのかな?
自力ではなかったんですが、やっぱり悩みに悩んで
ようやく答えがわかった時はスッキリしました!
☆５!
この世界を征す! [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は4時間弱、主人公の最終レベルは16でした!
海賊王を目指して海に出た男の物語。
秘宝を集め、世界統一を目指すRPGです!
ワールドマップが主な舞台で、船で世界を周りながらイベントをこなしつつ、
秘宝を7つ集めればクリアとなります!
攻略のある程度の手順はプレイヤー次第ですが、
まずは実際に船で世界を把握しながら
換金アイテム入りの宝箱を集めるのがオススメです。
僕は海の旅はかなり迷っちゃうので、
海上のエンカウントが無いのが本当に助かりました！
直球ファンタジーなのかな、と思っていたら
なかなかに現代的な側面もあったりします。
ニュースで耳にした話題のパロディなんかも。
最後の展開には驚いちゃったんですが、目的も果たしてはいるし、
これでハッピーエンドというわけなんでしょうね。
主人公が海賊王になった世界がこれからどうなっていくのか興味があります!
☆５！
書類の仕事は冒険のあとで! [ツクールフェス作品プレイ記録]
(自主コン2021長編部門参加作品)
プレイ時間は13時間ほど、主人公の最終レベルは41でした!
自分のギルドを結成するのが夢の駆け出し冒険家の物語。
にぎやかで頼れる仲間たちとの冒険RPGです!
ダンジョンでの戦闘は草むらのランダムエンカウントと
シンボルエンカウントの2種類が採用されています。
教えてくれる推奨レベルは余裕を持って戦えるレベルで
少し足りなくても戦えそうな印象でした。
本筋の目的地にはマークが付くので、
サブクエストをこなしながらのプレイには嬉しいですね。
また、マップにも力が入っていて奥行きがありました。
サブクエストでプレゼントが空から降る演出が特に好きです!
主人公は困っている人を放っておけなくて、
諦めず立ち向かう根性もあってまさに主人公です。
いつも明るくて、ドジなところもあったりして
仲間たちが世話を焼きたくなる気持ちがなんだか分かる気がしますね。
冒険を思い出してみると、かなり危険もあったはずですが
前向きに乗り越えていく姿はとっても逞しかったです。
主人公をリーダーとした新たなギルドが、
どんなものになっていくのかこれからが楽しみです!
☆５！
スマートに決めてやろう! [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間はフリーモード含め全ての問題を解いて2時間と少しでした!
復活する魔王を討伐するべく立ち上がった勇者の一族の青年と幼なじみの物語。
お話と脳トレを一緒に楽しめる作品です!
ナンプレは一般的な9×9マス以外にも4×4、6×6のサイズがあって、
ナンプレに慣れてないプレイヤーさんも挑戦しやすいんじゃないかと思います。
またステージには時間制限がありますが、
どうしてもクリアできない時は救済処置も用意されています!
僕はストーリーモードは問題なかったんですが、
フリーモードの最後の問題で手こずっちゃいました。
魔物の結界を解くための術式がナンプレになっていて、
ファンタジーのストーリーとパズルがとても良く組み合わされています!
ストーリーも短編ながらしっかりしていて先が気になってくるものでした。
登場人物たちの個性も出ていましたね。
主人公たち二人の関係性もお互いを大事にしているのが伝わってきました!
☆５！
たまには、こんな時間もね [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は30分ほどでした!
一緒に旅をしていたフェスとアスティが訪れたのは不思議な館だった。
ツクフェスのBGMをゆっくり楽しめる作品です!
聴けるものはツクフェスのBGMと環境音、SFの環境音、
ホラーのBGMと環境音、そしてツクールDSのBGMです!
それぞれの雰囲気に合わせた部屋で
選択肢から好きなものを選んで聴くことができます。
全ての部屋をまわるとオマケ部屋が解禁されて
ピッチ変更した曲をランダム再生で聴けたりも。
製作中の曲選びや作品プレイ中に流れてるのを聴くのとは
また違った風に聴こえますね。
メインは曲を楽しむことですが、フェスとアスティの掛け合いも良かったです!
設定イメージ通り、フェスは好奇心旺盛、アスティはおてんばな感じで、
二人の旅はトラブルも多そうだけど楽しそう。
ホラーBGMって当前ですけど、改めて聴くと怖いですね。
環境音にはセミの声とか森の中とかホラー以外でも使える音も入ってるので
やっぱり買っておこうかな?
☆５！
目指すは究極のダンジョン [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は2時間ほどでした!
魔王が考えたのは、自分が倒されたあと(クリア後)の要素。
ダンジョンの塔をツクる簡単シミュレーションゲームです!
ダンジョンを訪れる冒険者、最終的には勇者を
撃退できればエンディングを迎えることができます。
基本的にAボタンをビシビシ叩くだけで塔は勝手にどんどん高くなってくれて
お金を払うことで建造の効率も上がります!
冒険者を迎えるワナ、敵、宝箱などもランクがあり、強い冒険者を撃退するには体力を減らすよりやる気を削ぐ方を優先すると楽かもしれません。
ちなみに僕は123階まで建造して冒険者はダークナイトまで確認しました!
ダンジョン攻略中のコメントやテレビの台詞パターンの豊富さがスゴいです!
塔を高くすると、その分冒険者の攻略時間も長くなっていくわけなんですが、
その間もコメントのおかげで全然だれないで見守ることができるんですよね。
また全体的にユルめの雰囲気で『ファルシオ戦記 外伝』と同じ方の作品とは
思えないくらいの落差も良かったです!
☆５！
