こんなんでも師匠です [ツクールフェス作品プレイ記録]
(自主コン2021短編部門参加作品)
プレイ時間は3時間ほどで主人公の最終レベルは28、
冒険回数が6、戦闘回数が244、全滅回数が4、
宝箱を開けた回数が107、トラップ発生が67でした。
師匠の下で一人前の魔女を目指す弟子の物語。
自作システム製ダンジョンRPGです!
ダンジョンの1フロアは9つの部屋でできていて
それぞれの部屋を調べて魔法陣を探しながら
先に進んでいくという形式になっています。
魔物との戦闘になったり、魔宝石で回復できたり
宝箱を見つけたり、ワナにかかったりと
調べた部屋が毎回どれになるかはランダムな仕様です。
一発クリアを目指す場合は高難易度になると思いますが、
普通にプレイするなら負けてもアイテムやレベルそのままで
再挑戦できるので十分にクリアは可能です!
僕は帰還した時の3人の会話や魔法通りの人とのお話目的で
何度か行き来してました。
コミカルで明るい雰囲気で登場人物たちの会話が
見ていてとっても楽しかったです!
ラヴィリア師匠の俗世大好きっぷりもむしろ清々しいです。
ウーシャちゃんの弟子入りの経緯もちょっと気になったり。
タイトルや説明文の意味が「そういうことかぁ」と
最後に分かるようなオチも良かったです。
作者さんの他の作品で登場したキャラクターたちが
背景にいるのを見つけられたのも嬉しかったですが、
投稿枠の関係で現在公開されてない作品もあるのが
残念というかすごくもったいないです!
☆５！
初めてした約束を胸に [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は5時間ほどでした。
地底に埋まった魔城で目を覚ました一体のゴーレムの物語。
地上を目指し進んでいくRPGです!
ダンジョンはいくつかの層になっていて
安全地帯までたどり着くことができれば
その後はテレポートでいつでも戻ることができます。
また、そこでは戦闘で獲得したG(ジーン)で
主人公を項目ごとに段階的にパワーアップが可能です。
最大まで上げられればラスボスも問題なく倒せました。
どちらかいうとそこまで進むまでの
スイッチ切り替えのギミックで迷っちゃいましたね。
ちょっとだけ頭を柔らかくしたら進めました。
こちらに呼びかけているような台詞、
その秘密は最後まで進めれば分かります。
魔城の中には地中に埋まったままの魂が多く存在していて
命が失われた瞬間や、そのままずっと縛られていたことを
想像するとこちらも辛い気持ちになりましたね。
主人公含めたゴーレムたちが戦いの道具としてじゃなく
大事な仲間として扱われている感じがすごく好きです。
ようやく全ての地中にいた存在たちが解放されて
今はどんな世界を見ているのかなぁなんて考えちゃいます。
☆５！
いつか、この空の下で [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間はA、B両方のEDを見て28時間ほど、
主人公の最終レベルは41でした。
大都市型シェルターで目覚めた主人公の物語。
探索をしながら自分の正体と世界の秘密を知るRPGです!
カードキーや主人公自身のレベルによって
進める場所がだんだんと拡がっていくシステムです。
一人で冒険する時間が長いので戦闘をしっかりこなして
じっくりと進めると安全に探索ができました。
属性ごとの武器があって強化も可能です。
特技の習得もできるのでどんどん強化が吉ですね!
何人かの登場人物のキャライベントが存在していますが
先に進めるとフラグが消えてしまうものもあるので
そういう意味でも無理に急がず探索を楽しむのが
この作品の楽しみ方なのかなって思います。
オープニングから世界観に引き込まれて
好奇心や探求心が刺激されます。
主人公は台詞が無いので僕も一緒になって
世界を見てまわっている感じが良かったです。
登場人物たちもちょっと変わった人たちだけど
イベントを重ねて家に遊びに来てくれる頃にはみんな好きになれました!
だからこそ最後の選択肢では厳しい戦いが待っていても
あちら側のエレベーターに乗りたいと思えるんですよね。
☆５！
氷をも溶かせる力がある [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は7時間ほど、主人公の最終レベルは39でした!
便利屋稼業を営む男が、とある大資産家から
莫大な報酬で「宝探し」の依頼を受けた。
最奥にあるものを目にするべく進むRPGです!
エンカウントが無くて、セーブ等が可能な安全地帯を
挟みながら目的地を目指していきます!
物語が進むと前の場所には戻れなくなるので、
探索はできる時に済ませておきたいですね!
戦闘では、それぞれの相手に有効な技・無効な技を
いかに使い分けられるかが大事です。
新たな特技の習得チャンスも逃せないです!
イベント戦闘では負けてもゲームオーバーにならず
攻略の指針を教えてくれます!
物語の雰囲気がとても素敵なんですよね。
まさに冒険物の映画を楽しんでいる感覚というか!
登場人物たちの会話も味わいがあります。
そして、この作品はラストシーン、スタッフロールで
終わりな作品じゃないのがスゴいと思うんです!
タイトル画面に戻って、そのことに気付いた時には
身体が震えちゃいましたね!
僕は以前もこの作品をプレイさせてもらってるんですが
やっぱり今回もクリア後の感覚が最高でした!
☆５！
これが俺の勝負服! [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は2時間ほど、主人公の最終レベルは40でした!
魔王の城での最終決戦を前にして、
服屋へと足を運ぶこととなった勇者たちの物語。
素数シャツが大きな存在感を示す短編RPGです!
（＊現在は投稿されていません）
1つの大きな町がダンジョンのようになっていて、
地下を進んだり、カギで扉を開けたりしながら目的地へと進んでいくRPGです!
主人公一行は役割がはっきりとしているので、
うまくまわしていければ戦闘は大丈夫です。
ボスはそれなりの歯ごたえですが、
体力だけ気を付けてあげられるといいですね!
基本的にはギャグ多めなんですが、
仲間たちにはそれぞれ抱えている過去があって、
そのエピソードではしんみりします。
クライマックスも熱いです!
決めセリフとともにレベルが上がって
その度に主張してくる素数シャツがいい味で好きです!
☆５！
どっちもどっち [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は14時間ほど、主人公の最終レベルは40でした。
両親の行方を探すため王様の以来を(嫌々)こなす男の子の物語。
とにかく生意気を貫く異色主人公の大冒険RPGです!
複数話構成になっていて、1話ごとに色んな場所へ赴いて依頼を解決します。
マップはサンプル中心ですがファンタジー現代戦国SFと本当に様々!
戦闘は1時加入のメンバーもパーティーに加わり、ボスはなかなかの強さ。
奥の手で主人公は一撃必殺技も常に使えるのでサクサク進めたい人にも
オススメです!
トイくんは子どもながら主人公らしからぬ尖ったキャラです!
仁侠顔負けの啖呵にシリアスシーンでも無感動でいつも怒られてたり。
それでいてビビりな面や気に入った女の子に優しい、可愛いところも!
重い場面でも主人公自らギャグ要員として頑張ってるのも健気だと思います。
☆５！
だいじな使命 [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は全特技も習得させて4時間ほどでした。
桃から産まれた女の子モモカの冒険物語。
自慢のパワーを鍛えて、お金を集める短編RPGです!
今回の作品はシンボルエンカウントで、
戦闘を重ねれば、固定装備が強くなっていくシステムです!
状態異常にハラハラする場面もありましたが、
負けてもゲームオーバーにならないし、
回復アイテムは消費しないので安心して戦えました!
ダンジョンにつき1回特技を覚えるのが
どれくらい鍛えるかの目安になってるのが分かりやすいですね。
難しいのが好みの人も自分で縛りを入れやすいかもしれません。
マップが前作(ジェネリック勇者)から
更にレベルが上がっていて思わず感嘆の溜め息も!
ストーリーもとっても優しい世界です。
一緒に付いてきてくれる仲間もそうだし、
大幅にリフォーム代を安くしてくれる親方も最高です!
物語が進む度に仲が進展していく女子高生二人も微笑ましい百合具合。
唯一、登場した作者さんだけは危ない変態おじさんなくらいかも。
お母さんは色んな意味で強かった!
やっぱり大事なものができると変わるんだなぁと。
モモカちゃんとお母さんのお互いの想いが深くて暖かい気持ちになれました。
☆５！
願いが叶うまで、もうちょっと! [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は真エンディング(?)も見て7時間ほど、
主人公の最終レベルは45でした。
勇者になるという願いを女神様に叶えてもらうため、
旅に出た女の子二人の物語。
色々行き届いているのが伝わってくるRPGです!
世界を回って人助けをすることで
願いを叶えてもらうポイントを手に入れていくシステムです。
とにかく丁寧なツクりで安心して進められました!
ボス戦前にマークが付いていて、
推奨レベルや弱点があると対策が楽しいんですよね。
マップも派手さは無くても、スゴくよくできてます。
ギミック等で結果的にダンジョンを隅々まで
探索させるようになってるのも計算なのかな?
問題が解決してもう一度訪れた時に、
町の人の台詞も変わってるのも分かってるなぁという感じです。
ワールドマップがコンパクトでエンカ無しなのも
迷子グセ(特に船旅)のある僕には非常に嬉しかったです!
やや百合ということで、最終的にはそんな感じの結末にはなるんですが、
別にベッタリ濃厚なシーンがあるわけではなく、
爽やかで微笑ましいやり取りにホッコリできました。
お互いを信頼していて本当に仲の良い二人という印象です。
雰囲気としては二人が自然体ということもあって
明るい雰囲気で冒険を楽しめたましたね。
真EDは素直に「良かったなぁ」と言えるものでした!
☆５！
ユートピアはここに [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は全てのエンディングを見て4時間ほどでした。
小さいながらも自然豊かで平穏な村。
しかし、森の奥には決して行ってはいけないという。
真実を知った時に全てが繋がるミステリーアドベンチャーです!
ストーリー中の行動や選択肢によって
物語がエンディングを迎える形のアドベンチャーです。
真実以外のエンディングを迎えると、先に進めるためのヒントをもらった上で
好きなチャプターからやり直し可能!
真実を知るためには全てのED回収が必要ですが
最後まで進んでのEDを見られれば、そちらのヒントも貰えるのは嬉しいです。
探索では1度調べたところも、
後でもう一回調べるとまた進展することが多かったかな。
登場人物の名前もそうだし(あと作者さんの名前も)、
世界観なんかも海外小説を読んでるような雰囲気!
平穏な村だったのが森での出来事をきっかけに
一気に空気が変わって緊張感が高まっていきます。
その空気の変わり方が巧くてグッと引き込まれちゃいましたね。
真実が明かされた時には、なんとなく予想できた部分もありつつ、
「なんだってー!」の気持ちも大きかったなり。
そして、その後のあの人の最後の台詞がとっても好きです。
☆５！
そしてまた英雄の日記は綴られて [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は14時間ほど、主人公の最終レベルは91でした。
1つの大陸を舞台にした壮絶な戦いに臨むこととなった傭兵の物語。
生きざまがぶつかり合うシミュレーションRPGです!
章ごとに進んでいく構成で、メインは仲間を一人ずつ動かし戦うSRPGです!
制限時間つきだけど、余裕を持って勝てるくらいでした。
僕も余った時間は小銭稼ぎに勤しんだり。
ストーリーが一本道で、いずれも一度きりの戦いなので
誰を優先して戦わせたり技を習得させるかで難易度が変わってきそうな感じ。
主人公を集中的に鍛えれば基本的に安心できるかなと思います。
一回だけ別行動になった時はちょっと焦っちゃいましたが。
金塊はガンガン売って資金にするべし!
ストーリーにとても力が入っていて、
プロローグから既に戦いの厳しさを感じさせる作品でした。
物語の舞台から登場人物たちが退場していくのは
やっぱりこちらも見ていて、すごく辛かったです。
たとえ章ごとのタイトルを見たときに覚悟をしていても。
それぞれの「何のために戦っているんだ?」という
葛藤もひしひし伝わってきた気がします。
目的のため、最後まで進んでいくことができたのは
力もそうだけど、やっぱり仲間がいてこそなんだろうな。
「生きざま」という言葉がよく似合う作品だと思いました!
☆５！
