虹を見上げて [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は5時間ほど、主人公の最終レベルは48でした!
届け物の仕事を受けた一人の浪人剣士の物語。
多くの出会いと別れを経験することになる王道RPGです!
ストーリーは一本道でその都度目的地が示されます。
経験値やお金、アイテムのドロップは多目で、
レベルもどんどん上がってくれたので気持ち良かったです!
メインメンバーはみんな強力な魔法を覚えて、
特にレイラは終盤を除けばボス相手でも有効なようで、
おまけにMP回復技も持っていたのでとても頼もしかったです。
ラストダンジョンは逆に魔法を使わないとかなり厳しめでした。
主人公は愛煙家でちょっと渋いカッコよさを見せてくれます。
墓の前で語りかけるシーンがすごく好きですね。
仲間たちもコミカルな一面を見せながらも真っ直ぐで誠実な人たちばかり。
旅の中では主人公たちに意志を託しながらこの世を去ってしまうという状況が
何度かあり、やっぱりそういうシーンは辛かったです。
国同士の戦いは哀しみしか生まず、更なる哀しみを生むんですよね。
みんなで虹を見上げられる世界がずっと続いてほしいです。
☆５！
復讐に恋い焦がれて [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は20分ほどでした!
復讐「される」ことに強い性癖を持つ女性の物語。
ダークでコミカルな短編ノベル作品です!
説明文に「未完」とありますが短編の1話として終わりまで見られました!
シリーズがこれから続くかは未定という意味合いでしょうね。
テンポのいい会話と間に挟まるマンガのコマのようなマップアートが
内容のダークさとのギャップを出していてコミカルさを引き立ててました!
効果音もふんだんに入っていたのも良かったです!
主人公がとにかく強烈に個性的でした!
復讐されるための手段の選ばなさに狂気さえ感じるんですが、
職業が農家で100年以上生きているっていうのも気になります!
しかも自分の心臓は止めるは神の声も騙るはで本当に彼女は何者でしょう!?
歪な愛を持ったレアがこれからどんな行動を起こすかもハラハラします!
☆５！
聖神レインと闇の四賢者 [ツクールフェス作品プレイ記録]
(自主コン2021長編部門参加作品)
プレイ時間は17時間ほどで、主人公たちの最終レベルは99でした!
元の世界へと帰るべく異世界を旅する戦士たちの物語。
豪華クロスオーバー作品の中編です!
数字を入力することで前編からの引き継ぎが可能です!
パンとアイテムに関してはそのままではないみたいですが
銀行に預けていたお金は本当にそのまま持ち越せたおかげで、
大分有利にストーリーを進められました。
一部のスキルがパーティーメンバーに関係なく使えたり、
盗めるアイテムが違っていたりと前編からちょこちょこ変化もあるようです!
中編もマップのレベルが非常に高く、マップチップ演出も盛り込まれていて、
見るシーンでも楽しませる工夫がたくさんでした!
章ごとにストーリーの主役が変わって、
しかもそれが複数なので組み合わせが面白かったです。
最凶コンビがタッグを組んだり、思わぬ師弟が誕生したり。
また、前編に登場した四賢者は明らかに倒すべき相手、
という形で描かれていましたが、中編では違和感が。
ストーリーでは触れられない２つの団体といい、
正義と悪ってなんだろうと考えさせられました。
全てが明らかになったときには何が起こるのか、
そしてどんな結末を異世界の戦士たちは迎えるのか、とても気になります!
☆５！
ようこそ、アナクロジアへ! [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は26時間ほど、主人公たちの最終レベルは37でした!
「アナクロジア」に呼び出された異世界の戦士たちの物語。
9つの世界のクロスオーバー作品です!
ストーリーの進行上、固定メンバーになることもありますが基本的には
9組の異世界の戦士たちで自由にパーティーを組んで冒険できます!
それぞれスキルを持っているので入れ換えつつ各地を巡るのが楽しかったです!
一部、ストーリー進行には関係のないキャラがものすごい強さでした。
倒す必要は全く無いんですが、ついに倒せた時には嬉しかったです!
異世界の戦士たちの個性のぶつかり合いが魅力で、
元作品をプレイしてるので競演シーンはとても新鮮な感覚でした!
冒険に出る寸前だったり、まさにクライマックスだったり
作品によって連れてこられるタイミングが違っているのも面白かったです。
残念ながら参加者全員での共同制作は今作品限りになってしまったようですが、
メンバーの方によって外伝が投稿されていたり、続きも投稿されています。
異世界の戦士たちの冒険がどんな結末を迎えるのか、
今作品を改めてプレイして僕も見届けたいと思いましたね!
☆５！
未知と戦う者たち [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は10時間ほど、主人公の最終レベルは37でした!
未知の敵「アンノウン」と戦う3人の物語。
数人のツクラーさんによる合作ファンタジーRPGです!
オープンワールド形式でどのアンノウンから倒してもいい仕様です!
少し戦えば経験値やお金も貯まりやすいので戦いをこなすと楽ですね!
クリア後ではより強い相手と闘える機会も。
コラボ作品の個性的なキャラクターたちも登場して賑やかな感じでした。
オリジナルマップは凝っていて建物の景観が特に良かったです!
アンノウンによって密かに負の感情に覆われる危機に瀕していた世界。
負の感情は誰しも多かれ少なかれ抱いているものですが、
それが時には本人の思っている以上に表れてしまうんですよね。
自分のしていることは間違ってないと思っていたのに、
その行動が他人に否定されることはきっと辛いことなんだと思いました。
☆５！
一緒だから大丈夫 [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は全部で5時間ほどでした!
勇者に来て守ってもらえるような村にするため奮闘する魔女と妖精たちの物語。
ミニゲームをしながらストーリーを進めるRPGです!
ストーリー編とミニゲーム編から選んでスタートします!
(ストーリー編をクリアしてもミニゲーム編に移動)
ストーリー編に出てくるミニゲームは全体的に易しいものばかりです!
村の発展は残り日数が表示されますが、ほぼクリアは問題ないはず。
ミニゲーム編ではミニゲームを遊べるだけじゃなく、そのゲームのツクり方を
とっても丁寧に教えてくれるのでツクラーさん向けでもあります!
村の人達は最初は結構な塩対応だったんですが話してみると
みんな積極的に発展に協力してくれて嬉しかったです!
誰かが行動を起こしてくれることで一気に雰囲気は変わるんですね。
順調に村が発展してそのままほのぼのとエンディングに入ると思っていたら
そこから急転直下の展開になったのには驚かされました!
☆５！
自由の味を噛みしめて [ツクールフェス作品プレイ記録]
（自主コン2021短編部門参加作品)
プレイ時間は2時間とちょっとでした!
病院から抜け出して外の世界に出ることになったゾンビ君の物語。
色んな場所を舞台にした脱出アドベンチャーです!
物を調べたり出されるクイズに正解しながらそれぞれのマップを攻略します。
特に難しいものはなくヒントなどもあるのでしっかり調べれば大丈夫です!
ただ、たまに即ゲームオーバーになったりするのでセーブはこまめに!
物件紹介のクエストや、遊技場、スタンプ集めのミニゲームなど、
バラエティーに富んでいて退屈さを全く感じずに最後まで楽しめました!
全体的なノリはギャグ多めではあるんですが根幹はかなりシビアに感じました。
ゾンビ君が通りすぎた町に戻るとみんなが感染してゾンビになっていたり。
でも、ゾンビ君も間違いなく被害者なんですよね。
おそらく幼い時に感染して、それ以降ずっと病院に隔離。
身体が腐って、記憶もなくなってしまっていて、
最期もちょっと悲しい結末でした。(死後は楽しそうだったけど)
最初に外の町に着いてハンバーガーショップに一直線に走っていったことも、
ゾンビ君の境遇を思うと、なんだかすごく切ない気持ちになります。
☆５！
戦いへの誓い [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は27時間ほど、主人公の最終レベルは45でした!
褒賞の結婚を無効にするため自ら闘技祭を勝ち抜く決意をしたお嬢様の物語。
ダンジョンで鍛え上げコロシアムでの戦いへ挑むRPGです!
ダンジョンでのクエスト等でもらえるポイントを規定以上集めることで
次の試合に挑戦できるというシステムです!
ダンジョンの魔物たちは素早さが高めで状態異常技も積極的に使い、
しかもストーリーが進むと強化されるので、こちらも対抗すべく
チームやスタイル編成、アクセサリーの吟味など頭をひねりましたね!
ちなみにレベル上げ放題の機能もあるのでサクサク進めることも可能です!
主人公は気品があって強くて優しいとっても素敵なお嬢様です!
穏やかな笑みで皮肉をいったり、苦手なネズミで叫んじゃうギャップも。
自らを謙虚に見つめられるのもみんなを惹き付ける要因でしょうね。
ダンジョン内でのメンバー間のミニ会話も1つ1つ楽しくて、
僕は特にドラゴンのナリヒラとのやり取りが好きです!
☆５！
書ききれないほどの冒険を [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は2周クリアして29時間ほど、主人公の最終レベルは53でした!
地上と魔界をつなぐゲートを管理する一族の少年と
行方不明の弟を探す少女が出会って始まる物語。
難易度高めの長編RPGです!
このツクラーさんは結構難しめな作品を投稿されてますが
多分その中でも一番難しかった気がします。
最初のイベント戦闘ですら簡単に負けてしまえるほど。
腰を据えてのレベル上げや装備品集めが大事ですね!
それでも終盤は相手の奇襲率が非常に高くて、
開幕集中攻撃で誰かが倒れることもあり緊張感の絶えない戦いでした。
周回プレイでは登場人物たちによる小話があり、ちょっと得した気分です!
主人公を筆頭に、みんな誰かのために身を投げ出してしまう人たちばかり。
時には悲しい結果になって心が痛かったです。
人間を魔物から守るための機械が人々を苦しめてしまうのもとても皮肉で。
少なくない犠牲によって手に入った未来が主人公たちのそれからの冒険により
長く続いた結果があのEDなら救われたのかなと思いました。
冒険はやっぱり楽しいものであって欲しいですね!
☆５！
今日も会いにいくよ [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は18時間ほど、最終レベルは52でした!(課金なし)
とある島をめぐる、人と魔物の生存をかけた戦いの物語。
それぞれの想いを抱えて戦う長編RPGです!
拠点からワールドマップの目的地(ダンジョン)へ移動し、
ボスを倒すと、章クリアとなる形式です!
出現するモンスターは集団で現れるか、強めが1体で。
時間をかけると壊滅のリスクが上がるので短期戦を狙うのがポイントです!
図書館の謎を解けばギフト部屋で章ごとに成長する武器防具や
無属性特技を得られて、だいぶ安定して戦えるようになります!
むしろ利用しないと、かなりキツめかもしれません。
序章から8年の時が経って主人公たちの印象がだいぶ変わって見えました。
1つの村が滅びるという大惨事がどれだけの傷を残したのかが伝わってきます。
魔物側であるルシルもどんな厳しい8年を送っていたのか。
人間と魔物が共生できている作品も多いですが、
この作品は全く逆で、互いが生存における障壁。
しかもどちらが正義か悪かじゃないんですよね。
生きることのシビアさを強く感じました。
☆５！
