返してくれりゃそれでいい [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は通常、隠し、特殊の３つのEDを見て12時間ほど、
主人公の最終レベルは45でした!
勇者に借りパクされてしまった「だいじなもの」を取り戻す主人公の物語。
コミカルな雰囲気だけど骨太なRPGです!
アイテムを発見したりシンボル敵を倒すと「冒険者ポイント」が貯まります。
貯まったポイントに応じて特典がもらえるので探索が楽しくなりました!
戦闘はなかなか歯ごたえのある難易度で短期決戦が吉みたいです。
素早さを調整しての攻撃順の工夫も大事です!
ちなみにレンタルアイテムを借りっぱなしで次のダンジョンへ進むと、
取り立て人が待っていて、倒すことで特殊EDが見られます!
基本的に主人公のツッコミが光るコミカルなRPGですが
隠しEDでは主人公の正体が明らかになり、まさかの展開へと話が進みます!
「勇者だから」ということで何でも許されてしまう世界。
危険に立ち向かってくれるので、ある程度の特権があってもいいんでしょうが、
勇者の人格によっては魔王の支配よりも被害が出てしまう可能性もあるわけで。
借りたものは「ありがとう」の気持ちと共にちゃんと返さなきゃですね!
☆５！
紡がれた絆 [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は17時間ほど、主人公の最終レベルは29でした!
自分たちを取り巻く過酷な運命に立ち向かう、絆で繋がった若者たちの物語。
複数部構成の大長編RPG、その始まりの章です!
以前までのものから強化に関しての仕様が変わり、よりシンプルになりました!
特技も強化し放題ですが消費HPやMPも増えるのには注意ですね。
レベルが上がっていれば無理に強化にこだわる必要もなさそうです!
物理又は魔法が効かない魔物もいるのでチームワークが大事!
素早さ最速のイリアをどう動かすかで難易度は変わると思います。
人との関わりに消極的なイリアと積極的なローシュ。
一見正反対なんですが、根本にあるのは二人とも「臆病さ」な気がします。
そういった感情をさらけ出せる相手に巡り会えたのはきっと幸せですよね。
ただ、この先の物語ではとてつもなく深い絶望が二人を襲うようで。
どんな風に乗り越え希望を掴むか気になるところです!
☆５！
いつか、きっと··· [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は6時間ほど、主人公の最終レベルは12でした!
嵐に遇い、小さな港町に流れ着いた王子たち一行。
そこで出会った12才の網元の少女との物語。
『エアノウズ エレメンタル』の作者さん公認、監修の外伝ストーリーです!
登場人物たちの会話が中心の作品ですが、
舞台背景や心情の描写がとても丁寧で物語の中に入っていくことができました。
クライマックスには戦闘パートもあり。
相手の攻撃力は高めで、こちらの必殺技のHP消費も多めなので、
体力に気を配ることだけ忘れなければ難しくはない感じです。
『エアノウズ エレメンタル』の物語の10年前、
そして更にその数年前から国を出て、旅をしていた一行。
王子もそうですが、側近の二人もまだ少年の頃から
どれだけの重責を背負っていたんだと考えると、
作品の背景にある「魔大戦」の苛酷さを改めて感じます。
そんな時に出会った少女も港町を仕切るという大きな責任感と戦っていて。
そうした共通項を持つからこそ王子と少女は互いに支え合えたんでしょうね。
本音を溢すことで自分自身とも向き合える、そんな素敵な出逢いの物語でした!
☆５！
二人が奏でるは癒しの旋律 [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は2時間ほどでした!
とある国を騒がせていた二人組の女怪盗の物語。
『エアノウズ エレメンタル』の外伝作品です!
操作パートを挟みながら、二人の物語を見守っていく短編作品です。
作品の目玉は、盗み出すための下見パートと、
怪盗としていよいよ乗り込む本番パート!
下見が万全ならばノーダメージで戦闘を全回避してお宝にたどり着けます!
ちなみに最後の番人は戦うとかなりの強敵ですが、
倒せた後にあるものを調べることで作者さんからお祝いの言葉をもらえます。
こういうちょっとしたことが嬉しいんですよね!
『エアノウズ エレメンタル』の少し前の出来事なので、
プレイ済みでこの先に起こることを知っていると色々気付くことがありました!
これが運命の出会いだったんだなぁとか、
あるキャラの事情が見えて切ない気持ちになったり。
きっかけ1つで人生は大きく変わっていくんだな、と改めて強く感じました!
☆５！
この空と共にどこまでも [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は34時間ほど、主人公の最終レベルは49でした!
1年に1度、空から降り注ぐ神々の知恵「エレメンタル」。
そんな世界の真実を知ることになった者たちの物語。
それぞれの意思で不条理に立ち向かう長編RPGです!
ストーリーの中でメンバーが変わりつつ進行します!
武器や防具はちょっぴりお高めで、全部揃えるとお金は少しかかる感じです。
主役級の四人を中心に、どの装備を優先して購入するか考えどころでしたね。
料理ができるようになると回復アイテムだけじゃなく資金源にもできるし、
専門武器と技も強化されるので一石三鳥で色んな意味で美味しかったです!
シータキックはほぼ無限に強化できるので頑張り次第で最強の威力を発揮!
何度も訪れるクライマックスでは登場人物たちの言葉1つ1つに
籠められた想いにこちらも熱い気持ちが溢れてきて、
さながら大作アニメを一気に全話観たかのような充実感です!
ツクフェス往年の名作ということで、キャラグラを見て、
真っ先にこの作品のキャラを思い浮かべる人も多いとか。
これからプレイする人もきっと、強く心に残る何かに出会えると思います!
☆５！
そして、雨は止んだ [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は作者さんの部屋も拝見して20分ほどでした!
一人バスを待っていた女性。その内に雨が降り出し、バスも来ない。
仕方なく歩き出した彼女に起こった不思議な出来事の物語。
『◇◆SLEEP◆◇』の1つの未来を描いた短編作品です!
プレイヤーがやることは「ひたすら歩くこと」だけです。
歩き続けて何が起こるのかを是非見届けて欲しいですね!
エンディングを迎えることで、作者部屋のパスワードを教えてもらえて、
この作品のこと、今までの投稿作品のお話を聞けます。
後悔するような出来事は大なり小なり誰しもが経験あることで、
僕もちょっと自分のことを考えちゃいました。
『◇◆SLEEP◆◇』には登場しない人物が主人公で、
未プレイのプレイヤーさんでもお話の想像が可能ではあるんですが、
こちらの作品からでもいいので、やはり当該作品のプレイを強く勧めたいです!
☆５！
満たされることのない心 [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は収録されている2つのお話を見て1時間ほどでした!
前作『GARAPAGOS』の過去エピソードと恋愛掌編の二本立てです!
『しかばねの白雪姫』は『GARAPAGOS』で話の出てきた
300年前に起こった事件についてのお話です!
短く区切られたお話を順番に読んでいきます。
『永劫、夢かなわず』は男性同士での恋愛をテーマにしたお話で
セーブ画面を挟みつつ一続きに進みます。
舞台となる月夜の湖畔のマップがまさに絶景でした!
どちらのお話もハッピーエンドではなくて後を引くような読後感がありました。
ある意味では運命とも言える出会いがあっても、
それが必ずしも幸せに繋がるわけではないのかなぁって。
世界観の違う二つのお話でしたが、この作品自体も他の投稿作品とは色が違って作者さんの作風の幅広さをすごく感じられました!
☆５！
いつの日にか、また [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は3時間ほどでした!
奇妙な島に流れ着いた、国を追われた王子の物語。
独自の世界観が広がった島を舞台にしたノベル作品です!
章ごとのマップ上にあるお話を読み進めていく形式です!
1つ1つのお話は短く区切られているので好きな分だけ読むことができますが、
区切り方が巧いため先が気になってどんどん読めちゃいます!
マップもお話のシーンが想像しやすくなっているのがスゴい!
開発室のマップもお蔵入りになったのが勿体ないくらいのクオリティです!
島の住人たちはみんな一風変わった人(?)たちばかり!
特に当主の皆さんはキャラ立ちがしていて話を聞くだけでも楽しかったです!
主人公のイオン王子のリアクションが大きくて良かったですね!
部下の兵士二人組もいいコンビで好きです!
タイトルの『GARAPAGOS』には単語そのものの意味に加えて、
もう一つの意味があったことにも感動です!
☆５！
やさしい だいすきな おにいちゃん [ツクールフェス作品プレイ記録]
プレイ時間は全３EDを見て1時間ほどでした!
ある冬の夜、夢の中で兄を探す女の子の物語。
まさに「言葉のいらない」珠玉の短編作品です!
この作品は一切メッセージが出ずに進行します。
自作戦闘ですが、どれを使えばどんな効果があるのかが説明されないので
自分で試す必要があるんですが、その想像がとても面白いんですよね。
1つのアイテムに複数の意味合いを持たせてあるのが
すごくよく練られているなぁと脱帽です!
最初はなんとなく進めていても、この世界にあるものそれぞれに意味があり、
そしてその一欠片の意味に気が付いた時に
見え方がぶわっと変わっていく構成がスゴいです!
その先にあるものが決して明るいものでなくとも、
それを知ることで進んでいけることもあるんですよね。
☆５！
月を見ながら [今日のボクツク日記]
今年の秋もツクールフェス三昧で楽しんでいこうと思います!
新作の短編物語はいつも通りちょっとずつの進度でツクっています。
今月末の投稿を考えていますが、
ツクールフェス6周年の日にも別の短編物語を出したいと思っているので
一緒にまとめた方がいいかなって迷ったりもしています。
でも出来上がったらすぐ見てもらいたいっていう気持ちもやっぱりあるので
とりあえず変わらず今月末の完成を目指してガンバります!
プレイヤーとしてはダウンロードしてあるあと数作品をクリアしたら
いよいよ自主コンテスト作品の続きに戻ります。
参加作品だけでなくツクラーさんごとに前のブログからの再掲も含め
全ての作品をこのブログに残していく方針も変わらずなので
まだまだ時間はかかるかと思いますがゆっくり見守って下さると嬉しいです!
